2013年07月10日

天才が守る愛、それは純愛か?「容疑者Xの献身」

人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある

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ガリレオシリーズ初の長編タイトルで直木賞受賞作となった「容疑者Xの献身」。
私が一番好きな小説で、つい先日映画版が地上波で放映されていたのを見て感動し衝動的に読み直しました。

・あらすじ
天才数学者でありながら不遇な日々を送る高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に密かな思いを寄せていた。悪質につきまとう前夫を彼女たちが殺してしまった事を知った石神は、二人を救うために完全犯罪を企てる。
「私を信用してください。私の論理的思考に任せて下さい」
しかし皮肉にも、かつての親友であった物理学者、湯川学がその謎に挑むことになる。

感想
何度読んでも面白い名作です。いやぁ天才の考えることは一味違う。なんてったって◯◯◯◯◯をやっちゃうんだから。それも愛する人を守るために。
見返りを求めない石神の姿勢はまさに「献身」そのもの。

献身的になれる程愛せる女性に出会ってみたいものです。けど彼女が過ちを犯したからって◯◯◯◯◯だけは絶対にしませんけどね。
常に冷静で思いを表情に出さない石神が靖子に思いを寄せていることを、湯川は石神の発した「たった一言」からそれを見抜く、彼の洞察力が存分に活かされているシーンがたまらなく好き。

天才の思考を読む天才。
ふと、仮に敵がアホすぎたらガリレオはその思考を読めるのか・・・なんて妄想に耽ったけれど、そんなの湯川が出るまでもなく警察が解決するな。という所に落ち着いた。

【本日の一言】
    どんな理由があれ人は殺したらアカン
posted by TZ at 12:00 | Comment(0) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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