2018年07月13日

コミュニケーション力を高める考え方。「実際に会う前に想像」しよう。


コミュニケーションが苦手な人(わたしもそう!)の中には「何を話していいのかわからない」と、思っている人が多い。
そういう人ほど「自分が話さなければいけない!」という強迫観念のようなものに苦しめられている。
コミュニケーションに正解はないので、「自分が話すことで会話をリードする」というのも、方法の一つとして間違ってはいない。

しかしながら、「自分が話をして相手を楽しませる」というのは少々ハードルが高い。なので「相手に話させながらもこちらが会話をリードする」ほうが、こちらの使うエネルギーが少なくてすむうえ、相手から好印象を得やすいと個人的には思っている。話が長い人と話を聞いてくれる人、どちらが魅力的か?ということである。
そのために大切なのは、相手に「興味をもって質問すること」だ。

ここで一つ問題がある。質問しようと思うと今度は「何を聞いたらいいのかわからない」という壁に正面衝突だ。
残酷な言い方をすると、そういう人はそもそも相手に「まったく興味を持っていない」のである。
興味がないから、何も聞きたいことがない。だから会話が弾まない。

ようするにコミュニケーションが苦手な人は相手に興味をもてていない。原因はそれだけ。

この根本的な原因を解決する方法として提案するのが、「実際に合う前にいろいろ想像してみる」という考え方だ。

たとえば友人Aの友人B(つまり私にとってBくんは初対面)と三人で遊ぶことになったら、事前にいろいろと「考えてみる」のだ。
「どんな人だろう、イイ奴だろうか?」
「仕事は何をしている?そのきっかけは何なんだろうか」
「趣味は何だろう?インドアかアウトドアか」

なんでもいい、とにかく考えてみる。もちろん答えは出ない。
答えが出ないことが一番のポイント。理由は「人間の脳は空白を嫌う」ようにできているから。
たとえば相手がいきなり「そういえばさぁ・・・なんでもないわ」と話すのをやめられると「何言おうとしたん?」とかなり気になってしまう。
これは聞き手の頭に「相手が何を話そうとしたのか?」という疑問が残ったままなのが気持ち悪いので、それを解消しようと話の続きが気になってしまうのである。実はたいしたことのない話だったとしても、疑問は晴れるので聞き手はすっきりする。

つまり、相手についてアレコレ考えると「答えのない疑問がたくさん頭に残る」ことになる。
すると脳は「答えがわからないのが気持ち悪いので回答を得ようとする」、つまり「知りたい」と思うようになる。
知りたいという気持ちは、興味以外の何物でもない。

まとめると
「会う前に相手を想像すると疑問だらけになり、知りたいという欲求が高まるので、自然と興味をもって質問できるようになる」
ということなのである。

ちなみに質問をしてきた相手が場をつなぐためにとりあえずした質問と、純粋な興味から放たれた質問、答えたくなるのは後者ではないだろうか。
つまりおなじ「質問」でも「温度」が違えば話し手の反応は変わるのである。
テキトーな質問にはテキトーに答えるし、熱意のある質問には熱意をもって答えたくなるのが人間の性なのだ。

なので「相手のことを考えて興味をもって質問できる状態」で相手と会話をするというのは、相手のトークに熱が入り盛り上がる可能性も高まるという、まさに一石二鳥な考え方なのである。







posted by TZ at 11:31 | Comment(0) | 会話・話術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月16日

説得力のある話を組み立てるためには「結論に対する理由をとりあえず10個」あげてみよう



人に話をして説得したいとき、目的は大きく分けて2つある。
一つは「考えを改めてもらいたい」。2つ目は「人に動いてもらいたい」ときだ。
そのためには話の説得力が必要不可欠。ではどうすれば説得力が増すかというと「どれだけ理由に納得できるか」、ここがポイントになる。

なぜ理由が必要か?
人は結論だけでは納得しないからだ。親に「勉強しなさい」と言われてすぐに納得する子はほとんどいないだろう。
子供は「なぜ勉強をしなければいけないのか?」という理由を求める。
そこで親が「いいから勉強しなさい!」と押し通せば、無事に勉強嫌いの人間が生まれるというわけだ。
つまり人が動くには説得力のある理由が必要になる。

どんな理由が必要か?
明確な理由が3つあれば、結論を支える柱としては十分な役割をもつだろう。1つだけではよっぽど優れた理由でなければ反論されやすく、また納得されにくい。
大切なのはえりすぐりの3つの理由であること。適当な理由をいくら並び立てても人は納得しない(屁理屈など)

どうすれば説得力を高められるか?
ここでタイトルを回収する。
「結論に対する理由をとりあえず10個あげてみること」。

先ほどの「勉強をしなさい」という結論に対する「なぜ勉強しなければいけないのか?」という疑問を納得させるための理由をとりあえず10個目標に書き出してみよう。とりあえずなのでどんな理由でもいい

1 勉強していると将来の選択肢が増えるから
2 宿題をしておかないとまとめてやらないといけないから
3 頭のいいひとはモテる(かもしれない)から
4 視点が増えるから
5 世の中は頭のいい奴が悪いやつをだますようにできているから
6 勉強してないと〇〇さんみたいになるから
7 大人になって楽になるから
8 単純に楽しいことだから
9 お金持ちになれる可能性が高まるから
10 とりあえず親の言うこと聞いとくもんだから

誰にそれを伝えるのか?
メッセージを伝える対象を明確にする。誰に伝えるか?で選ぶべき理由はおのずと変わってくるからだ。
例えば「中学生のこども」に伝える3つの理由を選ぶとするならば、1、2、9あたりを選んでみる。

「勉強をしなさい」
「なんで勉強しなくちゃいけないの?」
「(1)知っていることがたくさんあると、将来何にでもなれるよ」
「何にでも?」
「そう。例えば、食べ放題のお店で、食べられる種類が少なかったらいやじゃない?」
「それはやだな」
「なんでもたくさん選べて、その中から好きなものを選べた方がいいでしょう?たくさん知識があれば、行きたい学校に行けたり、やりたい仕事を自由に選べるようになる」
「そんなもんなんだ」
「(9)ビルゲイツやスティーブジョブズ、孫正義はみんな読書家で、やりたいことをしてお金持ちになってるよ」
「みんな本を読んでるんだね」
「(2)それに、今やるべき宿題やっておかないと、あとでまとめてやることになるよ」
「わかった、やるよ」

勉強と宿題を同列に語るべきでないとか、こんな素直な中学生は地球上どこを探してもいないなどというコメントはご遠慮願いたい。
あくまで一例。

まとめ
・主張や結論に説得力を持たせるには3つの「優れた理由」が必要
・理由の質を高めるために、とりあえず10個の理由を書き出し3つに厳選する
・選んだ理由の順番を組み替えたり具体例を用いることで説得力を高める




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posted by TZ at 09:09 | Comment(0) | 会話・話術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

敵と味方を分けるのは「与えるか」「奪うか」の違いだけ

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映画やドラマをみていてふと思う。
「善人と悪人、説明されなくてもわかるのはなぜだろう?」

ナレーターに「主人公にとって、この人は仲間です、この人は悪人です、」といちいち説明されなくても、それぞれの立ち位置はわかる。
ではなぜ説明されなくてもわかるのか?
人間関係において、「与える」ひとは味方で、「奪う」やつは敵だと、本能で理解しているからではないだろうか。

現実の人間関係を見ても、この図式は当てはまると思う。

たとえば自分のことをちゃんと褒めてくれるひとは「味方」だ。
それは「嬉しい気持ち」や「自信」を与えてくれるからだろう。
惜しみなく笑顔を与えてくれるひと、励ましてくれる人、万札をポケットにねじ込んでくれる人、みんな「味方だ」

では自信を奪ったり尊厳を傷つける人間は?無論「奪う」側の人間であり、敵になる。

「与える」「奪う」というのは人間の根源的な行動なので、本能でそれを察知するのだろう。食料を奪われれば命の危機に瀕する。奪おうとする人間は命を脅かす敵だからだ。

人間関係をこじれるのも、「与える」という視点が欠けてしまった時に起きるのでないだろうか。

恋愛であれば「見てほしい」「関心を持ってほしい」「愛してほしい」「構ってほしい」といった感情が沸き起こる。
もちろんこれは悪いことではないのだが、「相手から与えてほしい」という気持ちに傾きすぎると、かならずどちらかが耐えられなくなる。欲しがるということは、相手から何かを奪おうとしていることに他ならないからだ。

恋愛を含め、大切なのは「先に与える」の気持ちなのだ。
「おいしいものを食べさせてあげたい」「笑顔にしてあげたい」「幸せにしてあげたい」相手が喜ぶ姿をみたいという気持ちがあって初めて良好な関係が築けると私は信じている。

「何かをくれたらお返ししてあげる」ではなく「先にしてあげたい」の精神。良い人間関係を築いていきたいのであれば、まずこちらから「惜しみない賞賛の言葉」や「朗らかな笑顔」を無条件に与えること。無条件に与えた時、気持ちのいい言葉や態度が返ってくる。与えたあなたは相手にとって「味方」だからだ。

人間関係がすべての基盤だ。常日頃から「先に与えること」をこころがけておきたいと私は思う。


posted by TZ at 17:14 | Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月30日

最高。『WolfensteinU The New Colossus』が面白すぎる

個人的レビュー 100点満点中80点(めっちゃおもろい)


私がゲームに求めるのは「現実では決して味わえない爽快感」だ。
日本で銃は撃てないし、何かを爆発させるわけにはいかないし、ましては人を殺めることなど許されるはずもない。
だが『WolfensteinU The New Colossus』でならこのすべてを圧倒的な臨場感で疑似体験できる。本当に面白い。

このゲームは「マッチョが仲間といっしょに派手にナチスをブッ〇す」という一言で集約できる。
むずかしいことは考えなくていい。ただ、極悪非道のナチスに仲間を惨殺されたから、圧倒的な戦闘力で敵を壊滅させればいいだけなのだ。たとえば片手にアサルトライフル、反対の手にはショットガンの二丁拳銃で敵を消し去っていくなどして。

非常に爽快感のある戦闘、個性的なキャラクター、衝撃的展開が待ち受けるストーリーが君を待ち受けている。
では詳しく感想を書きなぐっていきたい。


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posted by TZ at 18:51 | Comment(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月26日

コミュニケーション前の準備体操「脳を疑問モードにする」

コミュニケーションのきっかけはやはり「質問」だろう。

人とうまく会話できない、盛り上がらないとき、私が思い当たるのは
「聞きたいことがない(何を聞いたらいいかわからない)」
であることが多い。

まったく異業種の人間と会話することになったとき、相手の職業について知らなさすぎると疑問すら沸かないことがある。
それはもう情けないくらいに「あーなるほど」で会話に終止符を打ってしまう。
疑問すら沸かないというのはカンタンな話、相手に興味がないのである。

これは相手に失礼な話だ
何も尋ねないということは「あなたに興味がありませんよ」と無言でメッセージを発しているのと同義。
たとえそういうつもりじゃなかったとしても。

どこかでこんな言葉を見かけたことがある。
「知性とは知識量ではなく、疑問を持つことである」と。
その通りだと感じた。不思議に思ったこと、疑問に感じたことは調べる。すると知識が増える。

コミュニケーションで大切なことは「相手に興味を持って質問すること」
相手に興味をもつためには普段から「疑問をもつこと」
疑問を持つには、脳を「疑問モード」にすることだ。
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posted by TZ at 12:59 | Comment(0) | 会話・話術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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